16時前に海塩作りを終えて金松ホテルに戻ったので夜の交流会までのあいだ時間を利用してクルマを走らせた。
前日は通りすぎたクバ山にある北の岬へ行ってみた。
あいにくの天気で風も強く海が荒れ放題。いい景色が見えれなかったのは残念。
海と山の境目を走る島の西側には民家は見当たらない。
天気はよくないのにどうしてこんなに綺麗なんだろうと思うくらい海は碧い。
ハーベスターがきび畑の一角にあった。この島は二期作なんだろうな。
海岸に枯れ木が多かったけど、モクマオウのようだ。一昨年の大きな台風でやられたんだそうだ。潮風には強いと思っていたけどそうでもないんだそうだ。
まぁ、風の程度にもよるんだろうけど。ここは風はとても強そうだ。
伊平屋では米作りも二期作。てるしの米と呼ぶそうだ。
南下し野甫大橋を渡って野甫をぐるりと回ってみた。
雲から陽がさしてすこし明るくなったけど、それでも海の碧さは本島とは全然違うなぁ。
白波とのコントラストも美しい。
野甫の南端にある展望台にあがってみた。天使の階段が美しい。
金松ホテルの近くにある屋蔵墓(やぐらばか)は第一尚氏先祖、屋蔵大主の墓。
英祖王統の五男として生まれ今から約600年前に我喜屋集落の上里に住んでいたと伝えられているそうだ。
海を見下ろす高台とかじゃなくて海が目の前の崖の上にあるのは珍しいかな?
このホテルには廊下とかにいくつかの絵が飾られている。
宇地原勲という方ので35000円とある。
上手なのかどうかはよくわからないけど温かみのある柔らかな優しい絵でいいな。
なんか好きだな。
バスで田辺公民館の交流会へ。
刺身のテングハギ(チヌマン)も美味いし、塩作りの合間に作っていたショウロウクサギのジューシーは香りもよくクセはなく美味い。
ゆし豆腐は、甘さが先にきてまろやかな潮があとからやってくる美味さ。
オニオンのかき揚げにターム。
餅は、のどにくっついたりしないでしっとり柔らかく美味い。
5月いっぱいは250体のかかし祭りもあるそうだ。
本島だと鯉のぼり祭りはいくつかあるけど案山子は聞いたことないな。
楽しいひと時だった。
この時までは明日は船は大丈夫だって話だった。
to be continued
伊平屋島へ塩作りの旅 1.伊平屋島へ┃2.クマヤ洞窟〜松金ホテル┃3.海塩作り┃4.伊平屋島一周と交流会┃5.船が欠航で延泊┃6.いよいよ帰船┃つり吉┃世界の塩の探検館ソルトクルーズ