目利き力と聞き出す力-よろずセミナー


july 23rd sat. 2016

この日は、よろず支援拠点によるピーズスクエア5階の会議室でf-Bizセンター長の小出宗昭氏の経営相談の対応力スキルアップ研修に参加。去年の8/9に続いて2度目。

前回の経営相談対応力スキルアップセミナーでは、単にセミナーだけでは括り切れない人間味に溢れた奥の深い話だった。

それに、なるほどと思うところや、そこまでとも思うところが詰まっていたから今回もとても楽しみだ。

よろずのコーディネーターはもちろん金融機関のかたも何人かが参加。

沖縄県よろず支援拠点は産業支援センターの4階の産業振興公社内にある。月曜から金曜は朝の9時から夜7時まで。土曜はピーズスクエアの3階の301で9時から夕方の5時まで。

最新のセミナー情報はここで確認。

今回のセミナーの内容の一部は、こんな感じ。
支援者としてだけじゃなく、人としてためになる内容だ。

真に求められる目利き力とは。
聞き出す力は、適正な質問力。

国が中小企業を支援するための制度やハードは過去にいくつも作り問題はないはずだけど、期待されたような成果が一向に上がらないのはなぜか。
よろず支援は支援と名は付いているが公によるビジネスコンサルティング業。
(コンサルの97%は大企業のものであり、残り3%が中小企業だけど、多くの企業はコンサルフィーは払えない。)

だから
1.相談者と同じ目線に立って考えなければいけない。
2.ビジネスや経営者のセールスポイントを的確に捉え、それを本人にも認識させなければいけない。
3.そしてビジネスの成功に導く。

目利きとは売れるか否かを見抜く力で、どうすれば売れるかを導き出すこと。

コーディネーターに必要なのは資格や経験ではなく

1.高いビジネスセンス
2.コミュニケーション能力
3.情熱

の3つだ。

1.真のセールスポイントを活かす。問題点の指摘はしない
往往にして本人は近すぎて見えないことが多い。そして業界の常識にとらわれてる。
2.ターゲットを絞る
今は大企業でさえターゲットを絞った展開をしている。ex)化粧品の年代別
3.連携

これどうよ!?
勧めるのではなく提案する。相手にやりたいと言わせる
思いつきではなく裏付けのある提案であること。
相手を連れて行ってはいけない。頼まれてついていくのはよい。

静岡木工 モダン神棚 フローリングにあうインテリア お札の収納スペース。参拝客は微増している事実。
マルミヤ食品 小ロットしかできないのを逆転の発想へ。
三ケ日みかん少年 B級品食品原料の活用
豊岡クラフト メーカー需要からさらに海外へ。 ブログとネット通販

向上心旺盛な中小企業経営者をターゲットに地域を代表するカリスマ経営者たちの拠点を訪れ富士で1泊10万のセミナーは朝の6時から夜の10時まで。

前回の時もとてもためになったけど、今回はそれ以上かな。
ノート6ページにメモがびっしり。

沖縄県よろず支援拠点は産業支援センターの4階の産業振興公社内にある。相談は月曜から金曜は朝の9時から夜7時まで。土曜はピーズスクエアの3階の301で9時から夕方の5時まで。経営上のいかなる質問でも創業の相談でも何度でも無料だから電話予約して気軽にいけるから利用しない手はないと思う。スタッフの専門とスケジュールもサイトで。


小出宗昭氏の著書の数々。
私も2冊読んだところだ。

独立したい!社長になりたい!あなたの起業成功させます―創業支援施設「SOHOしずおか」の起業マネージャー奮闘記など様々。

 

聞く力は大事だなぁということで出会ったのが阿川佐和子の文字通り聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)

2秒の間を大事にする 面白そうに聞く
上っ面な受け答えをしない 安易に分かりますと言わない
聞きにくい話を突っこむ方法

などアガワ流対話術が満載。 早く読み終えなきゃね。

 

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