チタンプレート


dec.7th wed. 2016

6年半前の夏に1年半の期間を経て左足から取り出したのがこのチタンプレート。

チタンのステイは厚さが4ミリくらいで長さは30センチちょっと。

ボルトは12本で長さは33ミリから60ミリと思ったより長い。

こんな長いのが骨に入っていたとはなぁと思ったものだ。

大きさの割にはずっしりとした感じでもある。

チタンは一般には拒否反応がない金属と言われている。
だから骨が繋がったあともそのまま一生取り出さない。
なので飛行機にのるたびに金属探知器にひっかるはずだった。

が、繋がる気配がなく、松葉杖生活が続いた。
何度も再入院しては抗生剤の点滴を受けたりもしたが、複雑骨折した私の骨はいっこうに繋がる気配がない。
消去法で最終的にまた手術してステイを取り出したら、ほどなくして繋がったのだった。

繋がってからは、以前程のスピードではないにしろ普通以上に歩けるようになった。

ただ、どうも左足の膝の感じが変だし、歩くスピードも感じにも違和感があるなぁと思っていた。2、3ヶ月前に、前を足が不自由な方が歩いていた。右足が不自然な方向に向きながら歩いている。後ろを歩きながら見ていたら、悪いのは右じゃなくて左足で、それをカバーするために右足が不自然な方向を向くので姿勢が悪いんだと。

そこでふと自分のことを思った。
自分の歩き方を見ると普通なら左の写真のように右も左もまっすぐ前に踏み出すんだけど、私は右足が左に向いているぞ。
片松葉になった時。左腕の側で松葉杖を使っていたから右足はそれを支えるように右側にずれていたんだ。

意識して右足を左に踏み込むようにしてから違和感がなくなったようだ。
まだまだだけどこれからも気をつけて歩くようにしよう。
意識してあるけば、あとは左目を気をつければ本部富士にも登れるかも(^^

グシクムイとミラムイ(本部富士)本部富士(ミラムイ)への道本部富士 1

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