沖縄県よろず支援拠点では中小企業・小規模事業者の売上拡大、経営改善やなど、経営上のあらゆる悩み相談に無料で対応している。また新たに開業する方の相談にも対応している。相談は毎日朝の9時から夜の9時までやっていて相談件数も数多いのだけど、その中から毎週1件の紹介を沖縄タイムスの日曜版で紹介している。
このブログでも何度か紹介している魚処苫屋が先日紹介された。
相談事業者基本情報
企業名 魚処苫屋(とまや)
業 種 飲食店
所在地 那覇市
資本金 個人事業
創 業 1978年
従業員 1人
【Q】情報発信と集客を強化したい
【A】競合広告を無くし、魅力を効果的に
【相談内容】安里に魚好きの人を対象に、魚介本来の美味しさを堪能してもらうために「地元」「鮮度」「魚介」の三点にこだわり、漁協で直接競り落とした新鮮な食材を使い36年。集客や情報発信について知りたい。
【回答】那覇市安里の苫屋は知る人ぞ知る魚介料理のうまい店だ。5人以上で登場する大きな舟盛りには伊勢海老、ホタテ、夜光貝、マグロやマクブ、赤仁などの刺身が山盛。海苔で巻いて食べる。最後の魚やエビのあらを丸ごと使った味噌汁も絶品である。
店主の伊佐則男さんは、以前は来る人だけ来てくれればいいと思っていたようだが、最近は間口が広くなったように思える。ブログで情報発信もするようになったが、あまり効果が現れないようなので、今回の助言に至った。
ブログは無料で使える「てぃーだブログ」を使用しているが、広告が記事の合間などに入ってしまう。記事に沿った内容の広告が表示されるので、競合店のサイトの広告が載ってしまうこともあり、逆効果になりかねない。
てぃーだブログは年間2千円払えば広告の非表示が可能。さらに料金を払えばオリジナル化もできる。ビジネスで使うなら広告の非表示は必須。
また、ブログはテンプレートの編集でアイコンや背景画像なども変更でき、トップ画面は苫屋らしく、最もインパクトのある舟盛りを配置した。記事の末尾には携帯電話番号も掲載。仕入れなどで店をあけることも多いからだ。
記事の内容は仕入れた魚介の写真や来店客の写真が中心だった。しかし、魚介の写真だけでは食欲はあまりそそられない。料理を中心に舌鼓をうつ人々、板場の様子や魚のさばき方のワンポイントなども掲載するように助言した。
情報発信は継続することが大事。すでに平日の来店効果は現れはじめているようだ。会社帰りなどに気軽に楽しめる新コースも近々登場する予定(現在はすでに登場している)で楽しみだ。
問い合わせ 魚処苫屋、電話098-861-9252 ブログ
(県よろず支援拠点コーディネーター・豊嶋則夫)
※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談はよろず支援拠点まで。
電話:098-851-8460
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