普天間川の橋と川に沿って

aug.31st tue. 2021

北中城インターの先の坂を降り普天間川にかかった小さな橋まで歩いてやってきた。

多分ここは、2009年10月30日に松葉杖を落下させてハシゴを降りて取りに降りたとこだ。その時にあった脚立のハシゴはなかったけど。6ヶ月の入院を終えて8/1に退院したのでまだこの時は両松葉杖で歩いていたはず。

病院でも慣れたし、退院してもあちこち歩いたとはいえこの階段も松葉杖で降りたんだなぁ。今はできないかもしれない(^ ^;

松葉杖の1本を落水させたのはやっぱりここだと思う。当時は梯子がたてかけてあったけど、今はなかった。でも、多分ここに違いないと思う。

その日、2009年10/30の日記によると

今日のリハウォークは、野嵩橋の階段を下り、さらに次の階段を3つばかり下りて、坂を上り登又の方への坂を下り、野嵩の石畳を見て、高速の高架下の手前を左折し川沿いを歩き、(ここは初めて)陶器の工房を越え、橋を渡り、さらにズンズン進み北中のインターへの高架下をくぐり次の橋の上でちょっとメモでも取ろうかと橋桁に松葉杖を立てかけた。

ちゃんと立てたつもりだったのだけど、気がついたら隙間から見事に落下していた(^^; 左の写真の丸い円あたりだ。こんなことは今までなかったけど、可能性はいつだってあったんだろうなぁ。やっぱり横にして置くべきなんだ。

さて、川の廻りはブロックで覆われているし、とても降りれそうにない。何か鉤みたいなものでひっかけるしかないかなぁ。
とりあえずどこかに降りれるところはないかと廻りをチェックしてみると、反対側の壁になんとハシゴが取り付けられている。川の両側には網が張ってあるけど隙間もある。それでもこれは降りれないかもと思い、ちょうど橋の向かいに家があるので呼び鈴を鳴らしてみたけど、反応なし。

次に考えたのは、家族とか親父とか友達とか。妻は仕事中だろうし、何言われるか分からないし(^^; 親父は無理っぽい。友達も考えたけど迷惑だろうし、第一ここの場所の説明が大変だ(^^; 警察もなぁ。へんぴなとこなので他に人もいないし、困った困った。
ここから片松葉杖で帰るのはかなり大変というか足が痛くなって動けなくなる可能性も高いし、タクシーかぁ。

さてどうするかと思案したけど、まずは独力でなんとかならないかとハシゴと川をよくチェックしてみた。なんとかなるかもしれない。

茂った葉っぱを横にどかせて橋の鉄の部分を持ち、ハシゴに足をかけるのに成功。慎重に下りだしてみる。下部までついたら水面を再度よく観察。水は透き通っているし水深もあまりないようだ。体の向きを変えて段に座るようにして右足の靴と靴下を脱ぐ。ちょうど横に靴を置けるスペースみたいなところがあったのでそれを利用。そのまま入ってもいいけど帰りを考えると脱いだ方がベター。装具の方はもちろんそのまま。こっちは濡れても問題ないしね。

で、慎重に左足から水中へ。底は粗い砂粒みたいな感じだし、沈み込んだりもしない。両手は段を持ったまま今度は右足を沈めてみる。水は冷たくもないし、ちょうどいい水温って感じかな。柔らかな砂地が足裏に気持ちいい。右手を見るとすぐそこに松葉杖が横たわっている。このあとはよく憶えてはいないけど、慎重に壁に手をつき、手を伸ばして杖を確保してハシゴに戻り、一歩一歩上に杖を右手に持ち登り、落ちないように上に置いたら、またハシゴを下り、足を拭いて靴を履いてよじ上り、松葉杖を橋の上まで持ち帰った。ともかく巧くいってよかった(^^

よく見たらこのハシゴって、脚立を壁に貼付けてあるんじゃないかな? 結構何かで降りないといけないことがあるのかもね(^^;
ともかくまたひとつ貴重な教訓を得た訳だ。
家族には秘密にしておこう(^^;

とある。

誰も通らない川沿いの道を歩いていくと、前回の時に見た工房があった。
山内氏の陶遊窯。通りすぎようかとも思ったけど開いているようなので入ってみた。そこでの思いげない出会いはまたの機会に書こう。

川沿いの道を通りにでると野嵩の石畳が右手にあるので登ってみた。
昔の人は足腰がやっぱり強かったんだね。


登り切ったら、安谷屋の三叉路の方へ。
ちょっと久しぶりに幸せ地蔵にごあいさつ。

帰りは安谷屋の三叉路からユニオンの方へ。
この道を歩くのも久しぶりだなぁ。
いつもとはちょっと違うウォーキングだったけど、距離的にはそれほどじゃない。
確かに松葉杖の時は半日以上かかったかもだけど(^ ^;
時間は短くともやっぱり散歩は頭の整理にもなるしかかせないな・

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